2015年8月9日日曜日

diary;がらくた市 / 東寺( 京都府 )



< diary >
先週の日曜日、オープン前の時間を使って
東寺の「 がらくた市 」に早朝から行ってきました。

知己のある陶芸家との会話の中で、北野天満宮や四天王寺で開催される
骨董市に通っていることが話題になった時、「 それならここは外せない 」と
勧められたのが 東寺( 京都 )の「 がらくた市 」。

東寺と聞くと真っ先に思い浮かぶのが、毎月21日に開催される「 弘法さん 」。
市( いち )とでも言えばいいのか、乾物や植物、手作り雑貨などを取扱う
出店者が多く、長閑でのんびりとした場といった印象。

方や「 がらくた市 」はというと、出店者の大半は骨董やアンティークなどを扱う
古物商が占めており、独特な緩さの中にピリっとした緊張感がスパイスとして
混じっている、といった印象で、特有の何とも形容し難い空気が漂っています。

慣れてくると、これが癖になるんです。



前回訪問したのは春先のことで、ちょうど藤が満開でした。
が、あいにくの天気のせいで出店者が少なく、覇気や高揚感もなく、
どうにも締まらない会でした。

今回は打って変わっての晴天の元で、水路( お堀? )一面を覆う蓮がお出迎。
5.am 起床で、到着したのは 7.am をちょっと過ぎた頃。すでに人でいっぱいです。
みなさん早起きですね。



早朝ということもあってか、来場者の年齢層はやや高め。
あとは海外からの観光客らしき方たち。
片言の英語と日本語、あとは計算機で数字を見せ合いながらのネゴシエーションが
繰り広げられる様子は、特に京都で開催される市では見慣れた風景です。


早朝はやはり空気が軽く、木陰に入るとグッと涼しくなります。
※ この日の最高気温は39度

出店者も多く、気になるものも多く、できればじっくりと見て廻りたかったのですが、
定時で店をオープンするため 9.am にはこの場を離れなくてはならず、
残念ながらあまり長居をする訳にもいきませんでした。


そんな中出逢ったこの日の一番は、漆器工房から出た木型。
30〜40個はあるでしょうか。

車で行くことを勧められながらも、この日は電車を選択。
日曜日で混雑する電車と駅を経由し、木型が詰まった段ボールを歩いて運ぶことを
考えるとほんの一瞬悩みましたが、諦めるという選択肢はあるはずもなく、
腕が奮え、汗だくになりながらもなんとか連れて帰ることができました。

こういう出逢いがあるから、市へ行くのは止められないんですよね。

来月は( 起きることができたら )もう少し早く行くつもりです。
第一日曜日、東寺で見かけるようなことがあればぜひお声掛けください。


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posted by;堀